GO FOR KOGEI 2025
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【終了】GO FOR KOGEI サテライト[ 太田魁 ]supported by MUFG工芸プロジェクト

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    「GO FOR KOGEI サテライト supported by MUFG工芸プロジェクト」は、GO FOR KOGEI 2025のオープニング期間に合わせ、金沢ゆかりのアーティストを紹介していく期間限定の特別展示企画である。白鷺美術では、太田魁による漆作品を紹介する。

    太田は、漆芸家であると同時に、自作の楽器《水環琴》を用いた演奏を行うサウンドアーティストでもある。これらの活動に通底するものは、「記憶」の探求である。雨の多い金沢の風土に着想を得て、当初は雨音を作品化することから始まったが、誰もが聞いたことのある音を通じて、他者の記憶を呼び起こすような演奏へと表現の幅が拡張していった。《水環琴》は、竹に螺旋状に撥弦を打ち込み、その中を葦の茎を刻んだ粒が落ちていくことで水音のような音を奏でる楽器である。作品や演奏を投じて太田が目指すのは、記憶の映像化とも言える試みである。しかし、視覚ではなく聴覚を通して表現することで、観る者の内にある多様な記憶との結びつきが生まれるのであろう。


    GO FOR KOGEI サテライト supported by MUFG工芸プロジェクト
    金沢21世紀美術館に近接する「柿木畠(かきのきばたけ)」を舞台に展開する、群島型の展示企画である。2021年以降、GO FOR KOGEIは北陸各地の歴史や文化を象徴する場で展覧会を開催してきており、本サテライト展示では、その理念を継承しながらも、より地域性(ローカリティ)を体感できる場の創出を目指している。
    会場となる柿木畠は、江戸時代に「火除地(ひよけち)」として整備され、そこに植えられた柿の木が地名の由来とされている。現在も金沢城の外堀に沿って水の流れを感じられる場所であり、用水沿いには個性豊かなギャラリーや飲食店が軒を連ねている。文化的な魅力が集約されたこのエリアは、現代の金沢を象徴する風景のひとつと言えるのではないだろうか。GFKサテライトでは、金沢にゆかりのあるアーティストを紹介し、この地に息づく文化の多様性と創造性を広く発信していく。

    イベント概要

    日程|
    9月12日(金)‒9月15日(月・祝)
    時間|
    9月12日(金)20:00-24:00
    9月13日(土)‒9月15日(月・祝)14:00-18:00、20:00-24:00
    会場|
    白鷺美術 2F(石川県金沢市柿木畠4-16)
    料金|
    無料

    PROFILE

    参加作家・店舗情報

    太田魁|

    Ota Kai

    1997年京都府生まれ。2023年に金沢美術工芸大学大学院修士課程を修了。2025年に金沢卯辰山工芸工房を修了。現在も金沢市を拠点に制作活動を続けている。主な展覧会に、個展「うつわとうつろうもの」(彗星倶楽部、2024年)のほか「第81回金沢市工芸展」(金沢エムザ、2025年)、「漆表現の現在vol.4.」(日本橋高島屋、2024年)など。「アンビエントの肖像」(金沢21世紀美術館、2025年)をはじめ「水流るる音楽祭」(石黒ビル、2024年)など演奏活動も多数あり。

    白鷺美術|

    Shirasagi

    金沢21世紀美術館の近く、路地を入ったところにある一軒家を改装したスペース。アートや音楽、映像のあるバー&ギャラリーとして運営。アーティストによる展示会や演奏会など、個性的な企画が次々と催されている。

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