ARTIST
アーティスト
サエボーグ
Saeborg
- 展示
Photo: ZIGEN
1981年富山県生まれ。2006年に女子美術大学芸術学部絵画学科洋画専攻(現:美術学科洋画専攻)を卒業。サエボーグは、自作したラテックス製のボディースーツで身体を拡張させ、鑑賞者と共に家畜や虫などのキャラクターに扮するパフォーマンスを行ってきた。まるで玩具を拡大したかのような巨大な農場のランドスケープの中で、付与された役割を演じるその姿は、一見楽しげではあるが、家畜や農場は自らの「生」あるいは「性」を徹底的に管理された人間社会のメタファーであり、ジェンダーや介護、生命の再生産や消費への痛烈な批評を含んでいる。サエボーグの用いるラテックスという素材は、非常に繊細で傷みやすく、制作過程においても、また作品として完成してからも「お世話(ケア)」が不可欠である。作品を物質的に「生存させる」ために必要となるケアや管理という概念は、彼女の表現全てに通底していると言えるだろう。
主な発表に、「DARK MOFO 2019」(Avalon Theatre・オーストラリア、2019年)、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」(愛知県芸術劇場、2019年)など。また展覧会に、個展「サエボーグ Enchanted Animals」(黒部市美術館、2024年)、グループ展「The 6th Athens Biennale: ANTI」(Banakeios Library・ギリシャ、2018年)、「Reborn-Art Festival 2021-22」(桃浦、2021年)など。受賞歴に「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024」や「第17回岡本太郎現代芸術賞」岡本敏子賞(2014年)。
展示
岩瀬エリア
I-6|旧岩瀬銀行
《Pigpen Movie》2016年 Photo: Takeo Hibino
公演風景「Cycle of L」(高知県立美術館、2020年) Photo: Taisuke Tsurui
公演風景「Slaughterhouse-15」(Avalon Theatre・オーストラリア、2019年) Photo: Dark Mofo 2019