GO FOR KOGEI 2025
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ARTIST

アーティスト

寺澤季恵

Terasawa Kie

  • 展示

1997年 静岡県生まれ。2020年に多摩美術大学工芸学科を卒業後、富山ガラス造形研究所(研究科)に進学。2025年3月に金沢卯辰山工芸工房を修了し、現在は金沢市内で制作している。寺澤は、一貫して「生命」をテーマに作品制作を行うガラス彫刻作家である。主に吹きガラスの技法を用いる寺澤は、溶解したガラスが自身の呼吸によって膨らむ様に生命力を見出し、手の内で蠢くマテリアルに寄り添いながら造形を行なってきた。彼女の代表作とも言える《生生》シリーズでは、反復的に増殖するガラスと、錆びた鉄などの異素材を組み合わせることで、果実にも、あるいは臓器にも似た特異な生命を体現している。その姿は一見すると不気味さを帯びているが、腐敗や死といった負の側面から「生」を捉え直すという寺澤ならではの視点が色濃く反映されている。しかし、それら表現の根底には、素材としてのガラスが本来備える繊細さが宿っており、腐敗や死といったイメージと対をなす、生命の美しさや力強さを浮かび上がらせる。
主な展覧会に、個展「生生(ショウジョウ)」(Gallery O2、2024年)、グループ展「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2025」(京都新聞ビル、2025年)、「Hysterik Nature」(三越コンテンポラリーギャラリー、2022年)、「KUMA EXHIBITION」(ANB Tokyo、2022年)など。2021年には公益財団法人クマ財団による活動支援(5期生)に選出。受賞歴には「SICF22 EXHIBITION部門」準グランプリ(2021年)、「第79回金沢市工芸展」金沢市長奨励賞(2023年)など。

展示

東山エリア

H-4|KAI

《生生2》2024年 ガラス、鉄 作家蔵

《生生2》2024年 ガラス、鉄 作家蔵 Photo: Kenryou GU ©︎ARTISTS’ FAIR KYOTO

《生生4》2025年 ガラス、鉄 作家蔵